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【応用情報技術者】サーミスタとは何か

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●サーミスタとは
温度を測定するセンサ。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和3年度春期

サーミスタの説明

サーミスタとは、温度を測定するセンサです。これだけ知っていれば応用情報技術者では戦えます。

(おまけ)サーミスタの原理

サーミスタは半導体で作られており、半導体内に流れる電流の強さを測定することで、温度を測定しています。

半導体内を電子が流れることで、電流が発生します。電子が速く流れれば電流は強くなり、逆に電子の流れが遅いと電流は弱くなります。

半導体に熱が加わると、半導体内を流れる電子にも熱が加わります。熱、つまりエネルギーを与えられた電子は、より速く半導体内を流れるようになり、電流が強くなります。

つまり、半導体内を流れる電子の速さ、つまり電流を測定することで、半導体にどれだけの熱が加えられているかが分かります。これがサーミスタの原理です。

(おまけ)サーミスタの用途

サーミスタは分かりやすい所で言えば、電子体温計に使われています。
後は、スマホにも使われたりします。スマホを利用している時に本体が熱くなって、「温度が下がるまでお待ちください。」とアラートが出てきたという体験をしたことがある人もいると思います。この時、温度を検知しているのがサーミスタなのです。

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和3年度春期問4

体温を測定するのに適切なセンサはどれか。

ア サーミスタ        イ 超音波センサ
ウ フォトトランジスタ    エ ポテンショメータ

正解と解説

正解は”ア”
サーミスタは温度を測定するのに使われるセンサです。よって、”ア”が正解です。